消化器内科

内視鏡センター

内視鏡センター スタッフ

当院の内視鏡センターでは最新式のハイビジョンシステムを導入しており、安全で精度の高い内視鏡診断および治療を行っております。
当センターでは2006年に発売されましたNBI（狭帯域光観察）システムをいち早く導入しました。NBIシステムとは粘膜表面の微細な血管を観察するシステムで、早期の癌の診断に非常に有用とされております。実際、これまでに通常では発見困難であった早期癌をこのシステムで診断してきております。 また、内視鏡画像ファイリングシステムも導入しており、全ての電子カルテの端末から内視鏡画像が参照できるようになっております。患者様には検査の写真を見ていただきながらわかりやすい結果説明をおこなっております。

検査の流れ

検査の種類

１．上部消化管内視鏡検査

食道、胃、十二指腸の内視鏡診断および治療をおこなっております。
現在行っているのは

• 経鼻内視鏡検査
• 拡大内視鏡検査
• 超音波内視鏡検査
• 出血に対する内視鏡的止血術
• 食道静脈瘤に対する結紮術（EVL）
• 早期食道癌、胃癌に対する粘膜剥離術（ESD）
• 内視鏡的胃瘻造設術（PEG）
• 術後狭窄などに対するバルーン拡張術

などです。

経鼻内視鏡

口からの胃カメラが苦手な方におこなっております。

拡大内視鏡

• 
  【通常観察】
  中央の赤く盛り上がった部分が腫瘍です。
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  【NBI】
  通常のNBIでは細かいところまではわかりません
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  【NBI拡大】
  拡大をしてみると表面の一つ一つの血管がよくわかります

超音波内視鏡

• 
  【超音波内視鏡】
  黒い部分が腫瘍です。腫瘍が胃壁内にあるので粘膜下腫瘍と診断しました。
• 
  中央が腫瘍

２．下部消化管内視鏡検査

近年食生活の西欧化に伴い大腸疾患が増えてきています。早期の大腸癌は症状が見られないことが多く、偶然検査で発見されることもまれではありません。早期の段階であれば内視鏡で治療も可能ですので、年に1回は定期検診を行い、大腸癌の早期発見に心がけましょう。当院ではポリープや内視鏡的に切除可能な早期癌が検査の際に発見されればそのまま切除までおこなっております。

３．胆膵内視鏡検査（内視鏡的逆行性胆管膵管造影）

胆管結石症に対する内視鏡治療、胆管、膵臓疾患の診断、胆管狭窄に対するステント留置術などをおこなっております。

４．気管支鏡検査

肺癌などの腫瘍や特殊な肺炎の診断をおこなっております。

実績

担当医師のご紹介

理事長
長門　仁　Hitoshi Nagato

出身大学	大分大学医学部
卒業年次	平成9年度
専門分野	消化器内科（消化管、肝・胆･膵疾患）
所属学会等	総合内科専門医、指導医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本静脈経腸栄養学会 大分県緩和ケア研修会修了 がんのリハビリテーション研修修了 医学博士

内視鏡センター長
松本　克彦　Katsuhiko Matsumoto

出身大学	大分大学医学部
卒業年次	昭和61年度
専門分野	消化器内視鏡
所属学会等	日本消化器内視鏡学会専門医、指導医 日本消化器病学会専門医 日本外科学会専門医、指導医 日本消化器外科学会認定医 日本医師会認定産業医 麻酔科標榜医 医学博士