理事長あいさつ
当院は1908年に旧南海部郡の米水津村色利に上尾清彦が創立した上尾医院を前身とし、今年で創設116年となります。また、1967年に現在地に移転して以降、地域の皆様に支えられながら地域医療に貢献してまいりました。
2014年1月に理事長に就任しましたが、これまでに3つの大きな事業を行うことができました。一つ目は2014年に在宅医療、介護の拠点となる「ケアタウンながと」の開設、二つ目は2016年に急性期医療を担う新A館の竣工、そして今回2024年4月に回復期リハビリテーション病棟100床、緩和ケア病棟14床、機能訓練室、厨房を備えた新棟(C館)が竣工しました。緩和ケア病棟の増床に伴い長門記念病院は264床となりました。
C館の竣工により、長門グループとしては急性期、回復期、慢性期、在宅医療のすべてが行える体制が整い、新たな一歩に向けて大きく動き出します。今後とも住み慣れた地域で、その人らしく過ごせるような地域包括ケアシステムの構築に我々がお役に立てるよう頑張ってまいります。
職員一同、グループの理念である、『困っている人を助ける』という気持ちを忘れることなく、地域の医療に貢献し、これまで以上に努力を重ねていく所存です。
今後とも温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
社会医療法人 長門莫記念会
理事長 長 門 仁