長門記念病院の理念
基本理念
「困っている人を助ける」を合言葉に、医は仁術の精神を貫き、
地域の医療・介護・福祉の発展に貢献します。
基本方針
<昭和34年10月 創始者長門莫作成就業規則前文より>
医業司生命 安危託一身 | 医業は生命をつかさどり、安危を一身に託す |
惜名勿顧利 捨己須扶人 | 名を惜しみ利を顧みることなかれ、己を捨て、すべからく人をたすくべし |
診病勿軽視 卑尊何介心 | 病を診るに軽視するなかれ、卑尊いずくんぞ心に介せん |
貧民一滴涙 値應勝千金 | 貧民の一滴の涙、値まさに千金にまさる |
[解説]
医業は人間の生命を預かる偉大な職分である
従って安全も危険もすべて医療従事者の一身に託されるものである
利益を求めて信頼を失うようなことは絶対にあってはならない
己を捨て、人を助けることに専念しなさい
診断にあたっては大変な責任があり、慎重を期すること
病人の社会的地位に関わらず、平等に接しなさい
貧富で差別せず、病気に同情し、慈しみの精神を持ちなさい
その気持ちで医業に勤めれば、千金にも勝る値打ちがある