院長あいさつ
この度、病院長に就任しました山口豊です。この場をお借りして皆様にご挨拶申し上げます。
当院は昭和45年の設立以来50年以上にわたり、一貫して『困っている人を助ける』の合言葉のもとに、地域の皆様から信頼され、皆様が安心して暮らしていただくための医療活動を行ってまいりました。病院の施設規模としては現在までに、一般外来や各専門外来、急性期病棟ばかりでなく亜急性期から慢性期病棟を兼ね備えた病院となり、この数年では救急部や心臓カテーテル室を開設して救急医療にも注力しているところです。また、院内の病棟を再編成し、大分県南部では最も病床数の多い回復期リハビリテーション病棟100床と、この地域では唯一の緩和ケア病棟となる14床を新規に増床して、4月1日に新棟をオープンしました。
施設規模に合わせて十分な職員数を確保しているだけではなく、職員一人一人が質の高い知識と技術を持ち、それぞれが専門の立場でお互いを尊重し合いながら連携するチーム医療を病院全体で展開できるように、常日頃から努力しています。
佐伯市の人口自体は減少傾向にあるものの、高齢化率や高齢化の伸び率は国や県の平均よりも高く、医療を必要とされる方々は増えている上に、需要の形も多様化していますが、当院はそれにしっかりと応じることができる施設環境と人材で、これからも変わらず「困っている人を助ける」医療を提供して、この地域の安心の象徴となる病院であり続けることをお約束します。
今後ともよろしくお願いいたします。
社会医療法人 長門莫記念会
長門記念病院 院長 山口 豊