おわりに
将来の医療について
病院への就職を希望しているみなさんは、病院の未来を考えたことがあるでしょうか?
急速な少子高齢化が進む中、国は医療を効率的に提供するための体制づくりを急いでいます。
大分県は2016年に「地域医療構想の概要」の中で、将来における必要病床数の推移を次のように示しています。
簡単に言えば、2025年までに病床数を4,000床程度減らし、その中でも回復期・慢性期病床を増やしていこうということです。
高齢者が増えるのに病床数を減らすのは何故か。
社会保障を巡る厳しい環境が根底にあり、医療提供の場を病院から在宅へとシフトさせるためです。コロナの流行もあり、2025年が目前に迫った今も病棟の再編は進んでいません。しかし、計画が180度方向転換することは無いでしょう。
未来に向けた長門記念病院の取り組み
長門記念病院は、平成26年にメディカルケアタウン構想の下、新たなクリニックを中心にサービス付高齢者向け住宅とコミュニティホールを併設した「ケアタウンながと」を開設しました。この「ケアタウンながと」は訪問看護ステーションを合わせ持ち、これから来るであろう未来を先取りした施設となっています。その他にも数々のサービスを提供しており、転換期を迎えても柔軟に対応できる病院です。
本院も回復期リハビリテーション病棟を増やすなど、いち早く病棟編成の見直しを進めていきます。患者様からも、行政からも必要とされる病院で有り続けるために。
スタッフ
事業拡大にあたり薬剤師が足りません。少しでも興味を持たれた方がおりましたら、ぜひご連絡下さい。薬局長は埼玉県からの移住、宮崎や千葉県出身のスタッフもいます。他県出身者大歓迎です。安定した職場で一緒に楽しく働きましょう。
【薬剤科連絡先】
電話: 0972-24-3087 (薬剤科直通)
担当: 石川 広大 (いしかわ こうた)
E-mail: yakuzai2@nagato.or.jp
***薬剤師6名、調剤助手4名***
令和6年6月1日