プロフェッショナル・ワーク
----今の業務または看護師につこうと思った理由は何ですか?
私が看護師を目指すきっかけとなったのは母と叔母が看護師をしており、周りに医療従事者が多いという環境が大きかったと思います。看護師になるという思いは小学生の時からずっと持っていました。
中学生の頃、進路を決める際に最短で正看の免許が取れる5年一環コースが立ち上がったばかりでした。私は5年一環コース2期生になりますが、同年代やNSを目指すに当たり早めに免許がとれるといった点が良かったと思っています。
----今の業務または看護師につこうと思った時に不安や悩みはありませんでしたか?
就職してからは仕事内容、初めて目にする機械、処置を覚えることに一生懸命でした。しかし仕事は大好きで休みの日にも職場に行きレポートをまとめたり、当時の同僚と仕事について何時間も話していたりと私には新鮮で楽しいことばかりでした。当時のプリセプターや上司はとても配慮してくれていたと思います。なので、不安や悩みを感じる時間はなかったです。私にとっては天職だと思っています。
----いろいろな困難があったと思いますが、どうやって乗り越えられましたか?
あまり困難だと感じることに出会ったことがありませんでしたが患者さん一人一人にきちんと向き合い、少しのことでも話しかけるようにしています。過ぎたことを悩んでいても過去は変わらないので前進あるのみ!で生きてきました。2年前、循環器病棟は併設されたとき、これまでにない新しい科が増えることについて不安や、苦手意識もありますがDr、NS主体になり勉強会も適宜行われており、疾患や処置に関する理解を深め、解決できるように取り組んでいます。
----目標とする人は誰ですか?またその理由は何ですか?
(ナースでなくても構いません)
前病院で16年前新人として入職した際に出会った師長は時に厳しく、優しさを持った方でした。当時一番若く20歳の私に対してもわかりやすく、看護について、社会人としての心得を教えてくれました。Drや患者さん、NSに対してのコミュニケーション能力は師長から教わったものと他なりません。看護経験が経ってもまだまだですが、穏やかさと厳しさを持った師長のような人になるのが今までも、これからも看護師をしていくうえで目標であり続けると思います。
----今後の看護師を目指している人へメッセージをお願いします。
看護師といえば3Kといわれるほど大変な仕事のひとつです。しかしそれは一般の方への理解はまだ浅く「高収入でいいね」と言われることも多いです、しかしどんどん新しくなる薬剤や治療、処置など覚えなければならないことが沢山です。看護師である以上一生勉強だと私は思っています。やる気・根気が大切です。一緒にスキルを上げながら楽しく仕事ができたらと思っています。ぜひ長門記念病院で一緒に働きましょう。皆さんをまっています。