----今の業務または看護師につこうと思った理由は何ですか？

　私が看護師になろうと思ったきっかけは、中学生時代に初めて大怪我をして不安だった私に看護師さんが優しく声をかけ、安心するよう背中をさすってくれたり、｢こわかったね。｣と気持ちに共感してくれたりすることで安心感を覚えました。その経験から自分も患者さんの心と身体を癒し、安心してもらいたいという気持ちから看護師を目指しました。整形外科では患者さんの回復が目で見えることができ、他職種と連携をはかり看護を行えると考え今の業務に就きました。

----今の業務または看護師につこうと思った時に不安や悩みはありませんでしたか？

　看護師2年目になりますが、大学3年生の時に新型コロナウイルスが流行していたため看護学実習の実施が全く出来ませんでした。臨床での経験が1ヶ月ほどしかなかったため、就職する前は｢本当に自分が看護師になって患者さんへ看護が提供できるのか｣と不安しかありませんでした。また、コミュニケーションも苦手だったため上手く話すことができるのかと言うことも不安要素の1つにありました。

----いろいろな困難があったと思いますが、どうやって乗り越えられましたか？

　1番の支えは上司・先輩看護師、同期の存在があったから乗り越えられたと思っています。仕事で失敗をしてしまった時もすぐに｢大丈夫？｣と気にかけてくれ、｢誰にでも失敗はあるから大丈夫よ。次、同じ失敗をしないよう一緒に考えよう。｣と私が安心出来るような声掛けをしてくれたり、失敗した原因や対応策を一緒に考えてくれたりするなど常にサポートしてもらったおかげで1年目を乗り越えられました。

----目標とする人は誰ですか？またその理由は何ですか？（ナースでなくても構いません）

　私が目標としている人はプリセプター（指導看護師）である菅Nsです。1年目の時から母的存在で一緒にいて楽しい方ですが、仕事中はすばやく業務をこなし、周りをみて行動しているため困っている時に菅さんに助けられることが多々あります。私自身、1つの業務に集中してしまうことがあるため菅さんのように周りの状況を把握し、自分の役割を考えて行動できるよう目指していきたいと思っています。

----今後の、看護師を目指している人へメッセージをお願いします。

　私もまだまだ経験が浅く、初めて経験することもあり日々業務に勤しんでいます。看護師という仕事は命に関わることもあるため「責任感」が伴う重要な仕事だと思っています。実際に仕事に就くと自分が想像していたものと、現実とのギャップに戸惑うこともあるかもしれません。ですが、患者様との関わりを通し、信頼関係を築いていく中でやりがいや楽しさも多く感じると思います。スタッフもみんな優しく、困っていることがあれば必ず支えてくれるような温かい環境で私自身とても助かっています。今後、看護師を目指している方は、ぜひチームの一員として一緒に働きましょう。