HOME > 診療メニュー > 一般外来のご案内 > 消化器・内視鏡センター
消化器内科では、消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸など)の疾患及び肝臓、胆嚢、膵臓の疾患についての診療を行っています。
特に、消化管の早期癌(食道癌・胃癌・大腸癌)の診断と内視鏡治療(内視鏡的粘膜切除術や粘膜下剥離術)や胆道疾患(総胆管結石や胆管腫瘍、膵腫瘍など)の診断と内視鏡的治療に力を入れています。そのほか胃潰瘍の原因となるピロリ菌の検査・治療、慢性ウィルス性肝炎に対するインターフェロン治療、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)の治療なども行っています。
当院の内視鏡センターでは最新式のハイビジョンシステムを導入しており、安全で精度の高い内視鏡診断および治療を行っております。
当センターでは2006年に発売されましたNBI(狭帯域光観察)システムをいち早く導入しました。NBIシステムとは粘膜表面の微細な血管を観察するシステムで、早期の癌の診断に非常に有用とされております。実際、これまでに通常では発見困難であった早期癌をこのシステムで診断してきております。
また、内視鏡画像ファイリングシステムも導入しており、全ての電子カルテの端末から内視鏡画像が参照できるようになっております。患者様には検査の写真を見ていただきながらわかりやすい結果説明をおこなっております。
外来受診 |
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胃カメラに関しては前日の20時以降に絶食であれば来院当日に検査可能です。大腸カメラについては当日には検査できませんので予約のみとなります。 |
内視鏡検査説明 |
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外来看護師より検査前・当日の生活・食事指導を行います。 |
検査前日 |
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大腸カメラでは検査食をとっていただきます。胃カメラの際には消化のよい食事を取っていただき、20時以降は何も食べないようにしてください。ただし水分摂取は可能で、寝る前の薬はいつものようにお飲みください。 |
検査当日 |
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朝食は絶対にとらないで下さい。朝7時以降は水分もとらないようにしてください。薬も心臓の薬や血圧の薬だけは飲んでいただきますが、その他の薬については服用しないで下さい。インスリンを打たれている方は、朝のインスリンを打たないようにしてください(詳しくは予約の際に医師・看護師から説明を行います)。 |
来院 |
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総合受付で受付を行い、内科処置室で血圧などを測ったのちに検査室へご案内いたします。 |
食道、胃、十二指腸の内視鏡診断および治療をおこなっております。
現在行っているのは
などです。
口からの胃カメラが苦手な方におこなっております。
近年食生活の西欧化に伴い大腸疾患が増えてきています。早期の大腸癌は症状が見られないことが多く、偶然検査で発見されることもまれではありません。早期の段階であれば内視鏡で治療も可能ですので、年に1回は定期検診を行い、大腸癌の早期発見に心がけましょう。当院ではポリープや内視鏡的に切除可能な早期癌が検査の際に発見されればそのまま切除までおこなっております。
胆管結石症に対する内視鏡治療、胆管、膵臓疾患の診断、胆管狭窄に対するステント留置術などをおこなっております。
肺癌などの腫瘍や特殊な肺炎の診断をおこなっております。
項目 / 年(単位:件) | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
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上部内視鏡検査 | 1,610 | 1,676 | 1,492 |
下部内視鏡検査 | 483 | 515 | 525 |
気管支内視鏡検査 | 30 | 28 | 28 |
ERCP | 34 | 37 | 49 |
PTGBD | 5 | 14 | 6 |
PTCD | 10 | 2 | 3 |
PEG | 39 | 49 | 64 |
PEJ | 13 | 7 | 1 |
ESD | 4 | 6 | 6 |
出身大学 | 大分大学医学部 |
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卒業年次 | 平成9年度 |
専門分野 | 消化器内科(消化管、肝・胆・膵疾患) |
所属学会等 |
総合内科専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本静脈経腸栄養学会 大分県緩和ケア研修会修了 がんのリハビリテーション研修修了 医学博士 |
出身大学 | 大分大学医学部 |
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卒業年次 | 昭和61年度 |
専門分野 | 消化器内視鏡 |
所属学会等 |
日本消化器内視鏡学会専門医、指導医 日本消化器病学会専門医 日本外科学会専門医、指導医 日本消化器外科学会認定医 日本医師会認定産業医 麻酔科標榜医 医学博士 |