社会医療法人長門莫記念会 長門記念病院

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院長あいさつ

平成としての最後の31年、己亥(つちのとい、きがい)の初春を迎え、患者さま、病院関係者および職員の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年も、色々なことがありました。毎年その年の1年間を、表わす1文字は何かというのがありますが、昨年の1年間は、『災』の文字でありました。北海道胆振東部地震、台風7号、21号、24号などによる豪雨被害の多発など自然災害(といってよいのか、地球温暖化など私たち人類が行ってきた経済活動・利便性の追求などがこのような災害の発生に何らかの影響がないのか?)の多い一年でありました。本当に、『災』という文字がまさにふさわしい一年間でありました。

病院では、新病院の建設を数年前から鋭意進めてきましたが、遂に黒を基調としたモノトーンのシックな中継棟の完成、広々とした敷地内の駐車場の整備など一連の新病院建設が終了しました。私にとっては2018年を表す漢字としては、飛躍するの『飛』であったと思います。今後は、これらの施設を大いに利用して、病院が大きく発展し、進歩することを期待しております。

さて、本年はどのような年になるのでしょうか?何回も先送りになっていた消費税が10月にはついに10%と2桁の大台になります。軽減税率の導入、キャシュレスを利用した場合のポイント還元措置、住宅・車購入時の軽減などの緩和策が行われて複雑な税制となっているようです。消費税導入時の初期の目的である、世界に類をみない急激な高齢化の進展によって、医療・介護・年金などの社会保障コストが膨らみ続けていることや、教育無償化の充実に向けての財源の確保が必要と判断されたが故の導入であったはずでありますが、国民が納得する政策が実現するのでしょうか。

日本が一番頼りにすべき、米国はトランプ政権によるあまりに自国の国益を最優先する『アメリカ・ファースト』主義をとり世界の自由貿易を破綻させているように見えます。米中貿易摩擦がこれ以上進展すれば、いずれ日本にも大きな影響を及ぼし、世界経済も停滞し縮小していくでしょう。安倍首相になってプラス成長であった日本経済も大きな節目の年となるかも知れません。

皆さん、『地域医療構想』という言葉を聞いたことがありますか。これは、人口減少・高齢化が進み、2025年には、いわゆる「団塊の世代」の方々がすべて75歳以上となり、本県でも3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となる見込みです。今後は医療・介護を必要とする方が益々増加していくために、患者それぞれの状態に適した医療を供給できる体制を構築することが必要となっています。各都道府県において地域の医療提供体制の将来のあるべき姿を示したものとして、平成28年6月に「大分県地域医療構想」が策定されました。大分県は、6つの医療圏に分かれおり、当佐伯市は南部医療圏に属しています。その中で、将来の医療需要に応じた病床機能別の必要病床数などが検討・議論されています。急性期疾患では、中部医療圏(大分市が主)への流出が多く見られる見込みです。(大分県のホーム・ページに詳細が記載されております)。

皆さんは、病気になったり介護が必要となった場合に、どこで治療を受けたいですか?可能ならば住み慣れたこの佐伯の地でと希望されると思います。

私たちは、今後も皆様方の希望に沿うべき、それぞれの職種で専門性を高め、日々努力していく所存であります。どうか、宜しくお願い申し上げます。

最後に新しい年、平成31年度が、皆様方にとりまして希望に満ちた輝かしい年となりますように、心から祈念申し上げ、私の年頭のご挨拶とさせていただきます。

平成31年1月4日     

社会医療法人 長門莫記念会
長門記念病院 院長  後藤 陽一郎